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[企業]洋上風力事業で世界シェアトップを狙う= 銘柄[東洋建設 ]1890 =

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これからのメタバース時代では、これまで以上に莫大な電力が必要になってきます。

このため、莫大な需要に対する供給を満たすための発電が重要になってきますが、これからの発電は、持続可能で環境に配慮した方法であることが求められます。

この発電方法に対する一つの答えが、再生可能エネルギーである太陽光や風力による発電です。

中でも、最近は、海上での風力発電が注目されてきてます。

今回紹介する「東洋建設株式会社」は、この海上での風力発電(=洋上風力)事業への取り組みを進めている会社です。

建設事業の会社であることから、この企業が目指している本当の姿が投資家にはあまり浸透していませんが、決算資料などを読み解いていくと、先の時代を見据えて、長期目線での事業展開や投資活動をしていくことができる企業であることが見えてきます。

この記事では、「東洋建設」という企業が、どのような姿を目指しているかを予測し、どのようにメタバースと結びついていくかを考察していきます。

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目指している姿の予測

会社の広報発表や会社説明資料から、「洋上風力発電」の「施設建設」の世界シェアトップを目指していることがわかります。

それを裏付ける内容としては、

重要な事業活動

  • 洋上風力の技術開発を推進
    「着床式」、「浮体式」の両方の技術開発を実施

  • 洋上風力ケーブルの技術開発を推進
    開発中の装置で、実証実験に成功

  • SEP船を含む大型作業船の調達検討
    洋上風力発電施設を海上で建設するための大型作業船の調達方針を決定

等の事業があります。

洋上風力の技術開発を推進

洋上風力発電には、大きく2種類の方式が存在しています。それが、「着床式」と「浮体式」です。

着床式:風車の支柱を海底まで打ち込んで固定する。浅い海に適する。

浮体式:風車自体は海上に浮いていて、海底のアンカーと風車がワイヤーで繋がる。(船が港に係留されているイメージ)
    深い海に適する。

(それぞれの詳しい違いは、北九州市のHPに分かり易く書いてありますので、こちらを参照ください。)

「東洋建設」は、この両方で、技術開発を進めているため、将来的には、世界中のどこにでも風力発電の施設を建設できる技術を有することが期待できます。

また、ただ単に施設を建設できるだけでなく、低コスト化技術の開発を進めているので、莫大な電力を低コストで生み出すことができることが出来るようになるはずです。

洋上風力ケーブルの技術開発を推進

洋上風力発電には、風車の設置はもちろんのこと、周辺事業であるケーブル事業等も必要となります。

こちらについても、低コスト化など実現すべく、装置開発を行っており、すでに現地実証実験に成功しています。

まとめ | 来る超消費電力時代の電力供給の一翼を担えるか?!

洋上風力事業を推進中の「東洋建設」。洋上風力自体は、東洋建設に限らず、清水建設や日立造船などの様々な企業が進めており、順調に進めば、膨大な電力を、今よりもクリーンに作れるようになります。

電力の需要が上がる前に、供給が追い付けるかが今後のカギになってくる中、東洋建設の事業状況に注目です。

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